事業内容

Business detail

プラント定修工事

プラント業界に関わったことのない方や付近にプラントがない地域に住んでいたりすると、あまり馴染みのない言葉だと思います。
まず、「定修」とは「定期修理」、「定検」とは「定期検査」の略です。
プラント定修工事の定修とは、定期修理の略です。 定修は、プラント (工場)の設備の点検や、修理を行っていきます。 修理するプラントの設備は、高所にあることや、溶接が必要であったり、配管を切断しなければならない場合がほとんどとなります。 また、大きなプラントでは、修理する場所が多く、配管の切断や溶接など、専門技術が必要となるため、プラントの製造オペレーターだけでは、定修をまかないきれません。
プラント設備は休むことなく24時間稼働して、毎日生産を行っているため、基本的には内部に流体が流れ続けているので、切断して取り換えるなどの修理は行うことができません。(可燃性の流体に引火すれば大災害が発生します)
予備の配管ラインや予備機がある場合や、火気を必要としない軽微な補修の場合は、日常的にメンテナンスが行われており、特に現場での火気作業はプラントの停止時でないと危険なため、定修工事にて修理作業が行わることになります。
このため、1年や2年など一定期間プラントを停止して、一斉に検査や修理工事が実施されることになります。

プラント定修工事

◆定修工事を行う目的

①設備の腐食状況を調調査するための検査
プラントは建設時には50年~60年という耐久年数で設計されて建設されていますが、プラント設備は基本的に常に大気に晒されて、機器や配管内には常に流体が流れているので、部分的に腐食が進行していきます。
これらは、放置してしまうと設備の運転中に突然破壊が起き大事故につながりかねません。
そのため、定修の際に主に機器などの設備を一斉に開放して「非破壊検査」と呼ばれる検査を行います。この機会に腐食がないか、前回発生していた腐食が進んでいないかなどの傾向を監視する目的があります。

PAGE TOP