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プラント定修工事

プラント業界に関わったことのない方や付近にプラントがない地域に住んでいたりすると、あまり馴染みのない言葉だと思います。
まず、「定修」とは「定期修理」、「定検」とは「定期検査」の略です。
プラント定修工事の定修とは、定期修理の略です。 定修は、プラント (工場)の設備の点検や、修理を行っていきます。 修理するプラントの設備は、高所にあることや、溶接が必要であったり、配管を切断しなければならない場合がほとんどとなります。 また、大きなプラントでは、修理する場所が多く、配管の切断や溶接など、専門技術が必要となるため、プラントの製造オペレーターだけでは、定修をまかないきれません。
プラント設備は休むことなく24時間稼働して、毎日生産を行っているため、基本的には内部に流体が流れ続けているので、切断して取り換えるなどの修理は行うことができません。(可燃性の流体に引火すれば大災害が発生します)
予備の配管ラインや予備機がある場合や、火気を必要としない軽微な補修の場合は、日常的にメンテナンスが行われており、特に現場での火気作業はプラントの停止時でないと危険なため、定修工事にて修理作業が行わることになります。
このため、1年や2年など一定期間プラントを停止して、一斉に検査や修理工事が実施されることになります。

プラント定修工事

⑤設備の連続使用に伴う内部の清掃

プラント設備を稼働し続けることで、内部には汚れが溜まり配管や機器を閉塞させてしまうことがあります。設備の効率を大きく低下させ、生産に悪影響を及ぼします。
定修の際に汚れの心配があるものは内部の開放を行って、直接人の手による掃除をしたり、JET洗浄やバキューム車を用意して洗浄したり、場合によっては薬品による溶解処理を行うこともあります。
特に水や海水が流れている場合や、化学物質が流れている場合などが対象となることが多いです。
ガス等気体の類は内部に汚れが溜まることはほとんどありません。

日本国内にあるプラントの多くは既に老朽化が進んでおり、修理という意味では定修工事は大きな意味を持っています。
その他、法律なども関係していますのでプラントの運転継続にはかかせない工事になります。
現代の私たちの生活にとって、重要なものを各種プラント設備は生産してくれています。そんなプラントの運転継続のための必須工事となりますので、重要で需要があり、また仕事量の安定にも繋がっていることになります。

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